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プジョー 207

プジョー 207CC GT(2007年)

 Bセグメントに属すコンパクトカーのプジョー207は、207シリーズ開発初期からCCの存在を念頭に入れ、自社設計、自社生産(スペイン・マドリッド工場)で取り組んでいる。ちなみに207CCは、日欧でほぼ同時発売と、日本市場に賭ける意気込みも大きい。
 
 プジョー207CCはNAエンジン搭載、プジョー207CC GTは直噴ターボエンジン搭載。NAエンジン仕様は受注生産の「シンプルレザーパッケージ」、そしてインテグラルレザー&GT同様の17インチタイヤを標準装備とした『207CC Premium』も用意されている。シンプルレザーパッケージは、インパネやドア内張までカラーレザーで覆うという独特のもの。

レムス社製 プジョー 206S16/CC S16用ステンレス製マフラー
 プジョー207CCは、全長は4030mm、全高はハッチバックよりも低く、トップを閉じた時の印象は、流麗なクーペと変身する。全幅は1750mmと、3ナンバーサイズ。全長は抑えて車幅は十分として、フロントシートのボリュームもフルサイズでドライバーが、狭苦しいと感じることはない。一方、セカンドシートは「無理をすれば大人でも」というレベルなので、あくまでも2プラス2の居住空間。

 エンジンは2タイプ。どちらもBMWと共同開発した新規ユニットで、207CCは1600ccのNA120ps。207CC GTは150psの1600ターボ。VVTは当然で、直噴とツインスクロールターボの組み合わせという世界注目のユニットだ。

 プジョー207CCの社重は1430kg、ひとまわり大柄な307CCよりもある。徹底したボディ補強と最新の安全性能によるものだが、、、。もう少しトルクの力強さがほしくなるところだ。

 17インチタイヤが標準の207CC GTは、足回りが締め上げられて固めの印象。ステアリング操作に合わせてしっかりとボディの姿勢を確保していく。

 プジョー207CCは、豊かなステアリング・インフォメーションや操る悦びを実感させる点では、やはり高レベル。また専用デザインのAピラー等により、オープン時の快適性もより一段と向上している。

 インテリアのクォリティ、エクステリアの緻密度、カラーバリエーションの豊富など、価格にみあう価値として、決してオーナーになる人の期待に答えてくれるものだと思う。

 トップの開閉システムも、スイッチひとつのフルオートとになって、サイドウインドーの開閉も連動。上級モデルと肩を並べる内容へと変貌。207CCに賭けるプジョーの意気込みは十分である。
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